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  • {else}節にさらに{else}がある場合、正常に動作していなかったのを修正
  • preview 4でモディファイアの値に変数が使用可能になったため、{if}タグのモディファイアeqvarを廃止
  • DATE:に年月日を入力しており時刻だけ入力していない場合、時刻を00時00分00秒と見なすよう変更(今までは現在の時刻が使用されていた)
  • {pagedate} {entrydate}の仕様があやふやだったので明確化してタグリファレンスに記載

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{if}eqに限らず)モディファイアの値の頭に$を付けると変数名と見なされ、その変数の値が参照されます。
つまり、eqvarを使っていた場合は、以下のように書き直してください。

(旧)
{if name="変数名1" eqvar="変数名2"}
(新)
{if name="変数名1" eq="$変数名2"}

初心占い師ほたるのトークを追加しました。ネットワーク更新で取得可能です。
紅白歌合戦AKB48が落選した、という話を聞いて書いたトークです。

マスカレードは3次元のアイドルにも抵抗がないようですが、一方の私にはあまりAKB48に関する興味がなく、「女子が同じ服着て集団でいる……!怖い……!」というくらいの認識しかなく、彼女らの普段の活動に想いをはせると「何を考えてにこにこしてるんだろ?」となり最終的には「生きるってなんだろう?」という哲学的問いに迷い込んでしまうのですが、おそらくこれこそが「でも(やってる本人たちが)幸せならOKです」というやつなんだろうなあと思っています。

紅白歌合戦になぜ落選したのかという点については、「NHKからAKB48にお呼びがかからなかった」というより、「秋元氏が、提示された枠の中にAKB48をあえて入れなかった(代わりになんとか坂を入れた)」という方が正しいのではないか?と勝手に想像しています。商売としてフツーに考えると、知名度がカンストしていると思われるAKB48より知名度的に高くない方を出した方が正しい気がします。

ちなみにこういう風に事情を知りもしないのに邪推することを日本語で「下衆の勘繰り」と言います。
いつの時代も人間って小さいんだな、変わんねぇな、そう再確認できる言葉であり、語感も良く、シニカルなキャラクターに使わせるとサマになっていい言葉です。使わせたことないけど。

ところで私個人としては紅白に関してはMr.Childrenが出るという点を重視しており、おそらく30代あたりのおっさんおばさん的にはそれにしか期待してないのではないでしょうか。個人的には「さよなら2001年」の2020年バージョンを歌ってほしいんですが、それをするとお茶の間のテンションが「ゆく年くる年」までもたなさそうなので、まあ無難に「himawari」とか「Birthday」とかの近年の曲を歌う方向性に持って行く気がします。でも視聴者層的には「名もなき詩」「Tomorrow never knows」「innocent world」あたりのミスチルメンバーの気持ちを一切考えない中年向けよくばりセットへの期待も大きいはずです。

ああ、いやもちろん歌いたいのを歌うのが一番ですよ。(ミスチルメンバーが)幸せなら(何歌っても)OKです。バンドマンが歌で評価されたがっているというのは想像に難くないですが、ミスチルの場合はそれこそ評価がカンストしているのでもう曲がどうこうという次元ではなく、何歌ってもらっても満足です。みんなツイッターとかでは「知らない曲だしガキ使見るよォ」とか言いつつ、時が来たらリモコンに手を伸ばすことでしょう。

あとはもう三山ひろしのけん玉くらいですね。

  • テンプレートタグ {relpath}{root} に変更
  • 複数プロファイルに対応した(ディレクトリ構成の変更あり)
  • sino.exe パラメータの取り扱いに関する改良

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テンプレートタグ {root}

ルートを示す相対パスを表示する {relpath} は、{root}タグに名称を変更しました。
将来的に、設定により相対パス・絶対URL・ルート相対パスを選択できようになる予定です。

複数プロファイルへの対応

複数のウェブサイトを扱えるようになりました。(複数のサイトを管理できるという意味です。複数ユーザーで使うのに適した構造にしたわけではありません)

ディレクトリ構造の変更

今までは以下の構造になっていました。

\sources
    \各ファイル

新しい構造は以下のようになります。

\profiles
    \default
        \各ファイル
    \myblog
        \各ファイル
    \私のブログ
        \各ファイル
    ..

新しいディレクトリ構成では、profiles\ 直下にプロファイルディレクトリを作成します。プロファイルディレクトリ以下のファイル構成は、以前の sources\ の中身と同じです。

なお、プロファイルディレクトリ名には日本語が使えますが、Shift_JISの範囲となります。
(参考)シフトJIS漢字コード表 http://www.tohoho-web.com/ex/draft/code.htm
特殊な記号の付いたアルファベット(áなど)や絵文字は使えません。

今バージョンからは、サイトファイルの出力用ディレクトリはプロファイルディレクトリの中に自動生成されます。

profile.txt の準備

使用するプロファイルを指定するには、インストールディレクトリに profile.txt を設置します。
そこにプロファイルのディレクトリ名を記入してください。

// コメントアウトが使えます。
// いちいちディレクトリ名を入力するのは不便なので、コメントアウトの付け外しで運用できます

//default
myblog

1行目から調べて、最初に発見したディレクトリ名が採用されます。
存在しないディレクトリ名は採用されず、無視されます。

// myblog の方が先に書いてありますので、myblog が使用されます。
myblog
default

profile.txt が存在しない場合や、有効な記述がなかった場合は「default」を指定したと見なされます。

パラメータによる指定(仮対応)

パラメータで指定することもできます。「-profile ディレクトリ名」と指定してください。
無効なディレクトリ名が指定されていた場合は、sinonome は何も処理せずそのまま終了します。

 「江藤新平」という、明治時代の傑物がいます。

 おそらくこれを読んでいる人は、「江藤新平」という名前は知っているものの、どういう人物なのかについてはよく知らない、という向きが大半でしょう。
 そんな彼ですが、実はいろいろあり、最期は晒し首に処されてしまいます。

 どういった経緯で晒し首に処されたかについては省略します。
 ごくシンプルにいえば「負けた」ということです。
 いつどこで、何に負けたのか――といったあたりは歴史ロマンを感じつつ、各自お調べください。
 本稿では江藤新平の九十五パーセントくらいを省略し、残り五パーセントの晒し首についてフォーカスします。

 そういうわけなので、まずは実際の首をご覧ください。
 Wikipediaの江藤新平のページの半分あたりまでスクロールすると、右側に「閲覧注意」という赤文字があります。その下のリンクをクリックすると、首のアップ写真が表示されます。
 または、江藤新平で画像検索すれば最初のページに出てきます。晒し首界隈では定番なのかもしれません。

 なお、朝なのであんまり見たくない――といった方のためにどんな写真なのかをまとめると、おおよそ以下です。

1.おそらく事後に整えられたのであろう無造作ヘア
2.異常なまでに眉が整っている
3.口が半開きになっており、芸能人並みに歯並びがいい

 まるで誰それのようだ、といった表現は避けますが、とりあえず「イケメン俳優の寝起き顔」とイメージしてもらえればいいかと思います。

 しかし、そんな貴重な写真である一方、疑義を抱かざるを得ない部分がいくつかあります。
 例えば、首が置かれている部分を見てもらうと、何かが出ている様子がほとんどありません。
 明治時代の人間は首を切っても断面から何も出ないタイプだった、ということはあり得ず、実際には何かが出ていたことは明らかですが、写真ではその雰囲気が全く感じられません。
 そうなると現代で言うところのフォトショ疑惑が持ち上がってきます。そういえばやけに眉が整っているのも、半開きになった口の中から覗く美しい歯も、どことなく人工的な代物に思えてきます。

 とはいえ、それは些細な問題です。
 「フォトショ? あぁ、そのままだとグロいので修正しましたけど何か?」と言われればそれまでです。
 私が特に疑問を抱いているのは、この写真の解説文として、こう書かれている点です。

解説: 晒し首になった江藤新平。処刑直後に販売されていたプロマイド写真。

 「首だけになった時点でもはや江藤新平とはいえないのではないか、それとも脳が人格の全てを司っているとすれば頭部だけでも江藤新平なのか?」という素朴な疑問は横に置くとして、この解説の言わんとしているところは、「処刑直後に写真撮影して、しかもそれをプロマイド写真として販売しちゃった」ということです。しかもこれは誰かが写真屋に依頼したのではなく、写真屋の独断で行われたという話もあるそうです。

 しかしいくらイケメンとはいえ人の死に顔であり、写真屋だって人の子です。
 当時の写真は、撮られる側が三十秒くらいはじっとしていなければなりません。しかも当時、写真は大変貴重で珍しいものであり、野放しにされているフリーダムな人とかが一緒に映り込もうとしてくることが大いに考えられます。
 よって写真撮影者は、撮影が終わるまでは晒し首を直視していなければなりません。これはちょっと酷な話であり、売れるかもわからない晒し首写真を、そんな労を払ってまで撮ろうという鋼メンタルの写真屋がいるものでしょうか。

 さらに言えば、当時の民草がそもそも江藤新平を知っていたのか、という点も気にかかります。「名前はどっかで聞いたけど、晒し首になってるってことはしょうもない悪党なんだろう」くらいにしか見ていなかったのではないでしょうか。だとしたら、そんなものを撮影してプロマイドにすれば売れる、なんて考えたりするものでしょうか。

 そうなると、おそらくこの撮影の裏には、写真屋内部でのちょっと明かせない話があったのではないかと考えるのが自然です。すなわち、

旦那 :おい新入り! 暇なら新しく晒されたホトケさん、腐っちまう前に撮ってきやがれぃ!
    動かねえからヘタクソの練習にぴったりだ!
新入り:へ、へい、合点です!(えぇ、やだなぁ……また嫌がらせだぁ……もう辞めたい……)

 となり、

新入り:おえっ……だ、旦那、撮ってまいりやした……。
旦那 :お、おう……(コイツ、辞めるかと思ったら本当に撮ってきやがったな……)
新入り:い、いかがでしょう?
旦那 :むう……ま、まあまあよく撮れてるじゃねえか(イケメンじゃねえか……売れるぞこれは!)

 となった、ということです。
 首を取られ、首を撮られた――しかしそれが誰かの首の皮一枚を繋げた――そんなドラマがあったなら、きっと彼も心穏やかに三途の川を渡ることができたのではないでしょうか。

 以上です。
 次のNHK大河ドラマの主人公は渋沢栄一ですが、時代が重なっているので、もしかしたら人間の弱さや陰鬱とした部分を象徴するシーンとして、イケメン晒し首シーンが使われるかもしれません。
 イケメンといえばジャニーズであり、大河ドラマに最近よく見るジャニーズといえば風間です。
 なにせ台の上に首だけなので演じるのは相当難しいはずですが、完璧に演じ切れば俳優としての評価は爆上がりし、いずれは大河の主演も夢ではありません。がんばってほしいです。

  • モディファイアの値に変数を指定できるようにした(値の頭に「$」を付けると変数と見なされます)
  • 本文のHTML変換を外部ライブラリに切り替え(Markdownへの変換をDLLで実装)

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HTML変換ライブラリの変更について

使用されるフォーマットは、Markdownの中でも特に「CommonMark」というものになります。
参考: https://qiita.com/Prof-Cheese/items/9629438b06aacc068c98

この変更により、記法の大幅な追加や各種問題の解消が行われましたが、以下のような点で非互換も発生しています。

  • リストの「-」記号の直後には必ずスペースを開ける必要がある
  • 改行は<br>に変換されない 等

詳しくはマニュアルのページをご覧ください。

本当は文字列処理DLLのポテンシャルを最大限に活かすという意味でも全てAYAでやりたかったのですが、まずは基本的な機能の実装にリソースを集中するための判断となります。

仕様が固まるまでの間、このレベルの変更は今後もありえますので、どうぞご了承ください。