初心占い師ほたるのトークを追加しました。ネットワーク更新で取得可能です。
ほたるの全財産はそもそもビンところかワンカップ大関の底が埋まるかも非常にあやしいレベルに違いないので、ビンに入れてとっておけないの? という発想はおそらく「みんなお金には困ってるようだし、自分と大して変わらないくらいじゃないかな」と思っているが故のことであり、まさか街を往く人々が少なくとも一時間に800円、多ければ月に何十万とかいうお金を手にしているなんて思いもよらないのかもしれません。しかしそれを知っているマスカレードは「普通の人の全財産はビンでは足りない」というツッコミを入れる、そういう世知辛いトークになっております。
ということなのですが、実のところ「一般的に入手できる範囲の大きめの瓶に、全財産を札で入れる」という条件なら、大抵の人は入りそうです。紙の帯で巻かれている100万円の束の厚みは1センチ、かつ1万円札のサイズは長辺16センチ・短辺7.6センチなので、ビンの入口の窄まりはひとまず無視するとして、底が8センチ四方、高さ16センチくらいの容量の四角いビンの中には最大800万円が入ることになります。昔の大きめのインスタントコーヒーの瓶がちょうど該当するんじゃないでしょうか。ただ、いつかは口から取り出す必要があることや、紙幣の皺や折れ曲がり等による隙間の発生も考えると、現実的には500万円くらいの単位で瓶を用意する運用になるかもしれません。
インスタントコーヒーの瓶ですら800万円入るわけなので、梅酒を漬ける瓶とか、長崎の葬式でお供えする砂糖瓶とか、そういったラージサイズなら全財産入る確率はかなり高いといえます。自分の輝かしい将来を見越してポリタンクとか持ち出してくればもう確実に入るわけですが、灯油を入れないように気をつける必要があるので、表面にデカく「現金」と書いておく必要があるのと、入れ方が乱雑になりがち、さすがに大きすぎるので領域が余りがち、中身が見えないので減ってないか気になってたびたび覗きがち、といった問題がありそうです。みなさんの全財産は瓶の中に入りますか? 日本人の平均貯蓄額が1万円札で入る、ちょうどいい瓶って何なんでしょう? これってトリビアになりませんかね?
なお私については、今のところ死蔵してある分のインスタントコーヒー瓶で十分な見通しです。何個あるだろう。