再追記 2022/06/13

テキストコンテンツのみ外部ブログの利用を考えていました(実際1ヶ月程度使ってみました)が、使い勝手や内容の方針について大変思い悩んでしまったため、ブログの利用はキャンセルします。
ではどうするのか――といった予告はできるだけしたいのですが、それをしてまた諸事情でキャンセル……、といったことを繰り返したりするとさすがによくないので、ひとまず何か動きがあるまでお待ちください。

というわけなので、以下の文章は過去の内容になります。

追記 2022/05/24

ブログは1か月に2~3投稿くらいの更新頻度になると思います。つまり2週間に1回くらい。
ブログ運営の基本方針は「裏や表で各種創作、平日はウェブサイト制作ばかりやってるけど、たまにはブログ的な日本語も書きたい」なので、頻度はお察しです。

Twitterの利用検討は「更新情報をツイートすればたくさん読んでもらえるかも」という思いがあってのことでしたが、そういう邪な意図でやるとだんだん普通にツイートやってる人がうらやましくなり始めて普通にツイートし始めることになり、あとは光に呑まれて死ぬであろうと想像したため、やらないことにしました。

とはいえ、書きたいだけで読まれたいわけではない、というわけではありません。書く以上は読まれたいので、読んでいただけるとうれしいです。

当サイトの方針について

当サイトは今まで創作物の配布+いわゆるブログ、という構成にしていましたが、今後はテキスト以外の創作物を中心としたサイトとし、テキストやブログについては外部ブログサービスに移行しようと思います。

nu notebook(はてなブログ)

なお、ブログの方にもサイト更新のお知らせは掲載すると思いますので、基本的にはブログだけチェックすれば問題ない、ということになるかと思います。
Twitterは検討中です。ブログの投稿のお知らせが自動ツイートされるだけのアカウントになりそうですが、ブログにすら投稿できないほど短い内容であれば普通にツイートしたりもするかもしれません。

で、そうなると何はなくとも私の作ったウェブサイト見てくれくれ勢の沼月的には不都合なのでは? と思われるかもしれませんが、昨今におけるウェブサイトの役割は情報発信のベースというよりもアイデンティティの保持という面が大きくなってきているように思います。あるいはむしろそれも古く、SNSはまともじゃねえ、やっぱり閑静なウェブサイトが一番、などという話も聞く気もしますが、とにかく私に関してはもうウェブサイトというのは存在していればそれでいいのだ、という悟りを開いた次第です。親が子を思う気持ちに似てるね。

うっすらとお察しかと思いますが、私の近年の創作姿勢は伺かではなく、テキスト創作とsinonome(静的ウェブサイトジェネレーター)に傾いています。
以下に、各コンテンツについての現在地というか、各コンテンツを私自身がどう見ているのか、今後どうしていきたいのか、といったことをまとめようかと思います。 15年も何もアナウンスせずに放置したので、それぐらいはあるべきだということで。

伺かについて

ご無沙汰しております。

伺かは、少なくとも、当分の間は今後頻繁に更新することは考えていません。というよりも「永続的に公開する」という点に重きを置いています。とはいえ更新しないという風にも考えておらず、じゃあどれぐらいに一回かというと、それを言ってしまうと必ずそれ未満の頻度になってしまうので言いませんが、とにかく「忘れた頃に更新されてちょっとだけうれしい」という位の存在感であればいいかな、と思っています。ただゴーストによっても異なるので、ゴースト別にコメントを。

「初心占い師ほたる」については、今は今の価値観で作られたいいゴーストはたくさんあるかと思いますが、昔のゴーストは昔ならではの価値観で人々をほっとさせたり不意を突いて笑わせたりしてくれるので、新しいものと同じくらい古いものにも相当な価値があると思う……と思いつつシェルをリニューアルしましたが、さしあたっては「んまあこれもアリかな」「前のがよかったけど見慣れてくるとこっちの方がいいような……」くらいに思ってもらえれば十分かな、と思っています。前のシェルよりもより自然というか、私のイメージする年齢層に近くなったのですが、逆に幼女感がなくなってがっかりした人がいたらごめんなさい。旧シェルも使える(サーフィス番号とか血を吐きながら一致させました)ので、是非切り替えてお使いください。一方のマスカレードは刮目サーフィスが2種類になって表情豊かになりました。目は表情とは言わないか。いや言うか。まあどっちにしても実は猫の表情なんて描けるわけないから色で表現してるだけ、という噂もあります。そうはいっても猫が表情豊か過ぎるのは不自然だけど目の色が信号機+αなのはもっと不自然だろ、と言われたらぐうの音も出ません。更新の方針については、別の創作をしていても「これはほたるに言わせたいな」となることはたまにありますので、そういうのがネットワーク更新で追加されたりするかもしれません。

「ひのき “the ChopSticks”」については、正直あの頃の独特の空気感というか、言ってみれば本格的に「人間見る分にはおもしろいけどカラミがあるのはイヤ」がマッハの時期だったが故に作れたもので、今手を入れると本格的に崩れてしまいそうな予感がすごいするので、ここはさっぱりと、良くも悪くも更新予定はありません、とアナウンスさせてください。全く手を入れない良さというのもあるかと思います。いや言い訳ではなく、全く何も動いてないじゃん、と言われて(あえてそうしてます)と脳内に直接お返事するのも創作者の一つの役割かなと。ちょっと寂しい話ですが、私もこのゴーストについては、時々起動させては「よくこんなの作れたな、えらいな」と思ったりしていますし、かつて「マジに好き」と言ってくれている人を複数お見かけしたことがあり、その気持ちに同調したりしています。

「まっちゃみるく。」については、私がお笑いが好きだから作った、というあたりは察していただける部分だと思うのですが、ほたるとひのきがほのぼの系とされる中で、この2ゴーストではできないことをやろう(コンセプトのない漫才トーク、簡単な育成システムとか)というあたりも考えて作ったものです。サーフィスが小さく作風もとにかくかわいいので、これにおもしろいことを言わせれば「とてもいいものを見た感」があるはず、と思いながら作っていたのですが、トーク数が充実する前に伺か全般になかなか注力できない状況になってしまった、という次第です。今でもリニューアル案(キャラクターのもっと深い設定とか)とかノートに書いたの保存してるので、もっと時間ができたら触ってみたい、と思いつつ今に至ります。

テキストについて

テキストは前述の通り、はてなブログで切々とやっていこうと思います。

昔はただ自分の思っていることを綴るだけの、いわゆるエッセーとか呼ばれるような、テキストなんて恥ずかしく、変わったことを書いているようでその実無個性で、エッセイストというのも結局名前で何でもない日記のようなものを売っているだけ、そんなの誰でも書ける、と思っており、自分はそういうのには手を出さず、面白いテキストを書くんだ、とばかり思っていました。

もちろん面白いテキストを、というところは今でもそう思ってはいるのですが、最近は何でもない(本当に何でもないテキストということではなく、ある程度読み手を意識した)テキストも味があるな、と思ったりしています。昔は人付き合いの何が楽しいのかさっぱりでしたが――今でも人付き合いはなるだけ避けたいと言うくらいには苦手ですが――遠くから眺める分には人間っておもしろいな、と思えてきたからかもしれません。

恥ずかしながら、あと数年で40歳になります。
40歳でいまさらそれに気付いたのか? と言われたらぐうの音も出ません。
まあ人間いろいろです。

sinonomeについて

こちらも前述の通り、ぼちぼちとやっていくつもりです。

目指すゴールは特別にはありません。特別に広く使われるようになってほしいとまでは思っていませんし、逆にずっとクローズドベータ(クローズドアルファ?)にしておきたい、と思っているわけでもありません。何もないと言えば何もないですし、何もないわけではないと言えば確かに何もないわけではありません。

とりあえず、少なくとも今は作りかけとしか言いようのない状態ですので、いつかはきちんと完成させたい、という気持ちはあります。しかしそれは気持ち的にはそう、ということであって、きちんと完成させるという状態がどういう状態なのかといえばそれはなんとも……。